今回はPython in ExcelのPython関数による出力の種類を解説していきます。
※Python in Excelは記事作成段階ではプレビュー段階であり、フィードバックに基づいて変更される可能性があります。
Python in Excelの始め方がわからない方法はこちら
・Python in Excelの始め方
出力の種類
Python関数を使用すると、結果がセルに直接入力されます。それはExcelが結果を最も近いExcel値に
に変換しているからです。
このままでも結果をExcelで扱うならば問題ありませんが、Python関数で再度使用する場合は結果を
Pythonオブジェクトにすると利用しやすくなります。
Pythonオブジェクトについて
Python関数のセルを右クリックすることで、Pythonオブジェクトに変換することができます。
右クリック→Python出力→Pythonオブジェクト
Pythonオブジェクトに変換をするとセルにカードアイコンが付きます。
Pythonオブジェクトの追加情報
さらに、セルの右上のアイコンを押すことで追加情報を確認することができます。
追加情報とは型のことです。
選択することで情報を横のセルに展開することができます。
追加情報の表示結果は以下の通りになります。
- Python_str (文字列) → 3
- Python_type (型) → <class ‘int’>
- Python_typeName (型名) → int
Pythonオブジェクトではint型だということが確認できました。
Pythonオブジェクトの型について
筆者が確認できた型は以下の通りです。
- int
- float
- str
- bool
- datetime
まとめ
Python関数の出力には以下の2種類があります。
- Excel値 Excelのグラフ、数式などで使用できます。
- Pythonオブジェクト Python関数で結果を再利用する際に使用します。
Pythonオブジェクトの追加情報を確認することができます。
次回はデータフレーム型について解説していきます。