2024年6月10日、WWDC2024での発表により、Appleの次世代デバイス「Apple Vision Pro」が日本で発売されることが決まりました!本記事では、その発表内容をまとめ、未来の体験がどのように我々の生活を変えるかを掘り下げます。
Apple Vision Proとは?
Apple Vision Proは、Appleが提供する高性能の「空間コンピューティング」デバイスです。VRデバイスと混同されがちですが、VRの枠を超えたインターフェースと操作性が特長です。
昨年米国で初めて発売され、その先進性と機能性に注目が集まっていますが、日本ではついにこの6月末から購入できるようになります。
日本でApple Vision Proの発売が決定!!
日本での発売日が「6月28日(日本時間)」と発表されました。
予約注文は6月14日午前10時から開始される予定です。価格はなんと「599,800円」。24回払いで毎月24,991円といった分割オプションも提供されますが、家電としてはかなり高額です。
特別な投資と捉え、Apple Vision Proがどのような体験を提供するのかをしっかり見極めましょう。
豊富なApple Vision Pro専用アプリ
Apple Vision Proのリリースから数ヶ月で、すでに専用アプリが2,000本以上用意されています。主にエンタメやビジネス、教育などの分野で、これまでのVRヘッドセットにはなかった広がりとクオリティのアプリがそろっています。
しかし、Meta Questなどの他デバイスに比べると、まだアプリの数には差があります。今後の展開に期待です。
進化するOS:visionOS 2
Apple Vision ProのOSである「visionOS」は、WWDC2024で「visionOS 2」へと進化しました。以下のような新しい体験が加わり、より実用性が高まっています。
空間写真の体験が進化
奥行きのある「空間写真」を楽しめるようになりました。機械学習を駆使して、これまでに撮影した2D写真も立体的に表示可能です。これまで撮りためた思い出が、リアルな立体写真としてよみがえります。
以前はIphone15でしか空間写真を撮影することができませんでした。しかし、今までの2D写真を機械学習で空間写真として見ることができます。これまでに撮影してきた写真がどのような写真になるか楽しみですね。い
筆者はデモで体験する機会がありました。はっきりと奥行きがあるため、現実の空間をそのまま切り取ったような写真?でした。目玉の機能だと思います。
SharePlayで写真や動画の共有
SharePlayを使用し、友人や家族と一緒に空間写真を見ながら、まるで映画のワンシーンのように思い出を語り合うことが可能です。
直感的な操作
タップの仕方が簡単になりました。が、文字では説明できないので割愛します…
Macの仮想ディスプレイの拡張
Macの画面をApple Vision Proを通して空中に映し出すことができます。これだけで欲しくなります。以前からあった機能ですが進化しました。横に大きく広げられるようになります。さながらウルトラワイドモニターのようです。さらに解像度も上がり、見やすくなります。
VR空間での作業が夢のように広がり、未来のデスク環境を体験できます。
筆者はこの機能を待ち侘びていました。Apple Vision Proはエンタメだけではなく仕事にも使えることを期待していたので、快適に作業できるのか楽しみにしています。
トラベルモードの導入
Apple Vision Proに新たに追加された「トラベルモード」。電車や飛行機の中で使うシチュエーションが考慮され、よりプライベートな映画鑑賞や作業が可能です。視覚的に独立した空間が保たれるため、移動中に集中して楽しむことができる点も魅力です。
まとめ
WWDC2024でApple Vision Proの日本発売が発表されたことで、Appleの空間コンピューティングへの意気込みを再確認できました。
初期には見られなかった機能や体験が、visionOS 2のアップデートにより充実し、可能性がますます広がっています。価格は確かに高額ですが、革新的な体験を手に入れるには避けては通れないポイントでしょう。
Apple Vision Proが私たちの生活にどのような新しい価値をもたらしてくれるか。今後のアップデートも楽しみにしつつ、購入を検討している方は、いち早く予約して最新技術の体験を手に入れましょう!
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